自分でできるネックレスのサビを取る方法とサビさせないための対策

買った頃はキラキラ光っていたネックレスも、時間が経つとどうしてもくすんだり錆び付いてしまったりしますよね。
ネックレスのサビは自分で簡単に落とすことができますし、サビの原因が分かれば予防することも簡単です。
今回はネックレスのサビの取り方、サビの原因、錆させないための対策方法をご紹介いたします。

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この記事の監修者ジュエルフジミ編集部

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ネックレスがサビる原因

ネックレスがサビる原因
ネックレスがサビる原因として以下の5つがあげられます。

  • 空気に触れる
  • 汗や皮脂に触れる
  • 化学薬品(化粧品や香水など)に触れる
  • 温泉の成分に触れる
  • 温度や湿度が高い

上記の状態を放置すると、ネックレスの状態は悪くなります。
また、ネックレスに使われる金属のうち特にサビたり変色しやすいのは「銀、銅」
メッキ加工されているネックレスもサビに弱いので注意して下さい。

◯銀が変色する原因
シルバーネックレスが黒く変色する原因はサビではありません。
「空気、汗や皮脂、温泉の成分、化学製品」に含まれる硫黄成分や塩素が鉄と反応して硫化現象を起こしてしまうことで、まるで錆びたかのように黒く変色するのです。
他にもシャンプー・石鹸などの洗い流しや入浴剤も硫化の原因となるので、お風呂に入る時はネックレスを極力外したほうがいいでしょう。

◯銅がサビる原因
サビとは「金属が腐食することで生じる酸化物」のこと。
銅や真鍮がサビる原因は「空気、汗や皮脂、化学製品」に触れて酸化してしまうことです。

◯メッキ加工
メッキは空気に触れていると変色しやすかったり、高い温度や湿度に弱かったり、衝撃に弱く剥がれやすかったりするので手荒な扱いはしないようにして下さい。

自分でできるネックレスのサビを取る方法

自分でできるネックレスのサビを取る方法
今回紹介するサビや黒ずみを取る方法は以下の6つです。
どの方法も簡単なので、ぜひ目を通してみて下さい。

①重曹と熱湯
 耐熱容器にアルミホイルを敷いたらネックレスを置き、重曹と熱湯を1:3で入れる。
 5分ほど放置した後、水でよく洗い流してから柔らかい布で水気をしっかり拭き取る。

②水と塩
 鍋にアルミホイルを敷いたらネックレスを置き、水と塩を5:1で入れて火を付ける。
 沸騰してから1分ほど煮込んだ後、水でよく洗い流し柔らかい布で水気をしっかり拭き取る。

③中性洗剤とお酢
 容器にアクセサリーを入れ、浸るまでお酢を入れる。
 3分ほどしてサビが溶けたら、取り出して中性洗剤で優しく洗い流す。
 柔らかいタオルでしっかり水気を拭き取る。
 ※浸ける時間が長いと変色するため、汚れの状態をよく見て取り出す。

④重曹と水
 容器の中に重曹と水を2:1で入れ、ネックレスを入れて優しく磨きます。
 サビが落ちたらネックレスを容器から取り出し、よく水で流し柔らかい布でしっかり拭き取りましょう。
 ※肌荒れが怖い方は手袋を着用して行う。

⑤中性洗剤とぬるま湯
 容器にぬるま湯、中性洗剤数滴を入れたら、かき混ぜてネックレスを3分ほど浸ける。
 綿棒や歯ブラシ(歯先の柔らかい物)、または指の腹で優しく汚れを落とす。
 水でよく洗い流し、柔らかい布でしっかり水気を拭き取る。
 ※メッキ加工は強く擦ると剥がれる恐れがあるので、優しく汚れを落とす。

⑥歯磨き粉
 ティッシュか歯ブラシに少量の歯磨き粉をつけ、ネックレスを優しく磨く。
 汚れが落ちたら水でよく洗い流し、柔らかい布でしっかり水気を拭き取る。
 ※塩の入ってない歯磨き粉を使用。
 ※歯磨き粉には研磨剤が入っていて、ネックレスに傷をつけやすいので優しく洗う。

自分でサビをとるときの注意点

前述した方法を用途に合わせて「黒ずみを取る方法、サビを取る方法、ゴールド・プラチナ・メッキの汚れを取る方法、家にあるもので簡単に落とせる方法」の4つに分け、それぞれの注意点も以下に記載しましたので必ず読んでからお試しください。

◯黒ずみをとる方法(銀)
 ①重曹と熱湯
 ②水と塩
※いぶし加工やメッキ加工、石などの異素材がついたものは、加工が剥がれたり石が取れたりしてしまう恐れがあるので他の方法を試す。

◯サビを取る方法(銅)
 ③中性洗剤とお酢
 ④重曹と水
※お酢はくすみも取りピカピカにしてしまうので、アンティーク感を残したい方は重曹の使用をおすすめ。
※石がついている場合も変色するのを避けるため、その部分を浸からないようにするか重曹の方法を試す。(特に真珠や珊瑚は酸に弱いので要注意。)

◯金・プラチナ・メッキのネックレスにおすすめの方法
 ⑤中性洗剤とぬるま湯

◯家にあるもので簡単に落とす方法
 ⑥歯磨き粉
※メッキ加工は剥がれる恐れがあるため、他の方法を試す。

何度も言いますが、特にメッキ加工は衝撃に弱く剥がれやすいので扱いにはお気を付け下さい。

ネックレスを錆びつかせないための予防方法

ネックレスを錆びつかせないための予防方法
ネックレスのサビの予防法として、3つの方法をご紹介します。
日々こまめにお手入れして、キラキラなネックレスを付けられるようにしましょう。

◯綺麗な布で拭く
 ネックレスを使用したその日のうちに、綺麗な布でサビの原因を拭き取る。

◯中性洗剤で洗う
 サビてからではなく、ネックレスを着けた日にこまめに洗う。
 水気をしっかりとって乾燥させてくださいね。

◯密閉した場所で保管する 
 使用していない時はネックレスが空気に触れないように、できるだけ密閉した空間で保管しましょう。

錆びてしまったらリフォームするのも一つの解決方法

錆びてしまったらリフォームするのも一つの解決方法
ネックレスをリフォームに出せることをご存知でしょうか。
自分でお手入れをする場合は、綺麗にしようとして反対にダメにしてしまう恐れもあります。
「慣れない金属の扱いが不安な方」、「自分でのお手入れが面倒な方」、「買った頃のような輝きを取り戻したい方」は、プロの力で確実にネックレスを綺麗にしましょう。
ジュエルフジミでしたら、ジュエリーのプロがあなたの大事なネックレスを責任持って丁寧に磨き上げます。
ご相談やお見積もりは無料ですので、お気軽にご連絡ください。

まとめ

ネックレスのサビを自分で落とす方法はたくさんありますが、もしお手入れしても黒ずみが落ちない場合はメッキが剥がれてしまっている可能性があります。
その場合は自分で直すことはできないので、アクセサリーのリフォーム業者さんでメッキ加工をして直してもらいましょう。
日々の簡単なお手入れを積み重ね、いつまでも綺麗な状態を保てるようにして下さいね。

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