前回、世界一贅沢なダイヤモンドを使ったジュエリーとして、Lili Diamond社が作る「Lili Jewelry(リリージュエリー)」をご紹介しました。
その美しく繊細なデザインと、ひときわ高い希少性から、リリージュエリーに興味を持った方は多いのではないでしょうか?
前回のコラム 世界一贅沢なダイヤモンドを使った「Lili Jewelry(リリージュエリー)」とは? |
今回はそんなリリージュエリーを生み出したLili Diamond社について紹介していきます。
会社の歴史や社名の由来はもちろん、Lili Diamond社の象徴と言える5人の職人についてもまとめました。
「リリージュエリーやリリーダイヤモンドについてもっと詳しく知りたい」
そんな方はぜひご一読ください。
ご覧いただくことで、リリージュエリーやリリーダイヤモンドがどんなに大切にされているか、どんな想いを込めて世に送り出されているかが分かるはずです。
目次
リリージュエリーについて
はじめに、リリージュエリーについて振り返ってみましょう。
リリージュエリーとは、Lili Diamond社(リリーダイヤモンド社)が作るハイブランドジュエリーのことです。
最高の原石ソーヤブルを丁寧にカットした、世界一贅沢なダイヤモンド「リリーダイヤモンド」を使っているのが特徴で、その美しさから、誰もが知る有名ラグジュアリーブランドにも採用されています。
また、一流ブランドに並ぶデザイン性の高さも、多くの人々を魅了している理由の1つ。メレダイヤやツメなど、どこをとっても他のハイブランドに劣らない仕上がりになっています。
「Lili Diamond社」はどんな会社?
では、リリージュエリーを作っている「Lili Diamond社」とは、いったいどのような会社なのでしょうか?
Lili Diamond社は、世界トップ10のダイヤモンドファームと名高いダイヤモンド研磨会社です。1981年、ダイヤモンド研磨の世界3大聖地として知られるイスラエルの都市テルアビブで誕生しました。
元々は小さな研磨工場だったLili Diamond社ですが、1996年から2010年にかけて、5種類のダイヤモンドの世界特許を取得。2007年には世界最高峰のラグジュアリーブランドと契約し、世界的なダイヤモンド研磨会社としての地位を確立します。
2011年になると、Lili Diamond社は「Diamond Brand World Top10」に選出されました。
その後、2015年には本格的に日本市場へ進出。現在に至るまで、私たちに美しいジュエリーを届けてくれているのです。
社名の由来
Lili Diamond社を設立したのは、ダイヤモンドカッターの家系に生まれた3人の兄弟です。
彼らには他に「Lili」という名のとても美しく、大切な姉妹がいましたが、11歳の幼さでこの世を去っています。
そんな大切な姉妹の名前を、兄弟たちは屋号としました。
「関わる全ての人が彼女の名前を口にする愛に溢れた世界になるように」と、そんな思いを込めて。
リリーダイヤモンドの「Lili」も、同じく大切な姉妹の名前に由来しています。
花やダイヤモンドなど、美しいものを愛したLili。そんな彼女に恥じないよう、美しくカットされたダイヤモンドのみが、「Lili Diamond(リリーダイヤモンド)」の名で呼ばれ、世に送り出されるのです。
そして今、兄弟たちの願いは叶い、リリーダイヤモンドは世界中の人々に愛されています。
ロゴに込められた意味
Lili Diamond社のロゴは、社名の一部である「Lili」の文字の上に、5つの星がアーチ状に並んだデザインをしています。
この5つの星には、ホテルやレストランの5つ星と似たような意味が込められています。
「生産・カット、サービス、品揃え、マーケティング、新しい挑戦のすべてにおいて、最高の5つ星であるように」
そんなLili Diamond社の目標を表しているのが、ロゴにあしらわれている5つの星です。
同時に、関わる人すべてに社の目標を宣言する意味もあります。
そしてもう1つ、ロゴの5つ星が表しているのが、Lili Diamond社自慢の職人たちです。
後ほど改めてご紹介しますが、Lili Diamond社には、ダイヤモンドカットの優れた技術を持つ5人の職人がいます。
リリーダイヤモンドをカットできるのは、Lili Diamond社に在籍するこの5人のみ。
そんな職人たちを、ロゴの5つ星とリンクさせているのです。
リリーダイヤモンドのカットが許された5人の職人
Lili Diamond社が世界特許を取得しているダイヤモンドは以下の5種類です。
・Lily Cut(リリーカット)
・ORCHIDEA Cut(オーキディアカット)
・Criss cut(クリスカット)
・Criss cut cushion(クリスカットクッション)
・Meteor cut(メテオカット)
このうちリリーカットとオーキディアカットが「リリーダイヤモンド」と呼ばれ、リリージュエリーに使われています。
今、世界で活躍しているダイヤモンドカッター(※)は約77万人と言われています。しかし、リリーダイヤモンドのカットができる職人は、世界にたった5人しかいません。
この5人は全員、Lili Diamond社の創業者親族です。
※ダイヤモンドの原石を切断し、研磨できるよう整える職人
Lili Diamond社は、これまで多くの従業員に支えられ、経営を続けていますが、中でもリリーダイヤモンドをカットできる5人の職人たちはひときわ象徴的な存在であり、会社を支える柱であると言っても過言ではないでしょう。
ロゴの5つ星になぞらえて考えられるのも納得です。
作業はすべてハンドフィニッシュ。カットに最短8時間
近年、ダイヤモンドのカットは機械化が進んでいて、コンピューター制御で行えるようになっています。
そんな中でもリリーダイヤモンドは、5人の職人によって、すべてハンドフィニッシュ(=手作業)でカットされます。
1つの石をカットするのにかかる時間はおよそ8時間。サイズの大きなダイヤモンドだと、3週間かかることもあります。
リリーダイヤモンドは、完全な対称性がとられているのが特徴であり、美しい輝きを放つ理由の1つです。
しかし、この完全な対称性を実現するのはとても難しく、特にくぼみの食い込み部分をカットする作業は困難を極めます。一箇所でもミスをすればすべての箇所を研磨し直さなければならず、大変慎重な作業が求められるのです。
こうした作業難易度の高さと、すべて手作業のみという徹底したこだわりから、リリーダイヤモンドは1つの石をカットし終わるまでに、8時間から3週間という長い時間を要します。
一方、手作業のみでこれだけ時間をかけ、丁寧にカットしているからこそ、リリーダイヤモンドは多くの人々を魅了する美しい輝きを放つとも言えます。
まとめ
元は小さな研磨工場だったLili Diamond社が、世界トップ10のダイヤモンドファームと呼ばれるほどの会社へ成長する過程には、リリーダイヤモンドの存在がありました。
だからこそLili Diamond社は、今でもリリーダイヤモンドを大切にし、少しでも多くの人に愛してもらいたいという思いを込めながら、丁寧にカットしてジュエリーに仕上げ、世に送り出しています。
限られた5人の職人が手作業で、長い時間をかけてカットするので、リリージュエリーは流通量が少なく希少性も高いですが、それでも全世界で認知されているほどの美しさと質の高さを誇るのは、Lili Diamond社が1つひとつを大切に制作しているからと言えるでしょう。
たくさんの想いが込められた至高のジュエリー「リリージュエリー」を、ぜひ皆さんも手に取ってみてください。
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取り扱いサービス | 完全予約制、ジュエリーに関する各種お問い合わせ |
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監修・運営者 | 株式会社 ジュエル フジミ |
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お問い合わせ | TEL : 0725-22-2688 |
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